不妊症・不育症

 不妊症・不育症の現代医学での定義は以下の通りです。

 不妊症とは
 避妊をせず、夫婦生活を2年間妊娠が成立しない場合を定義づけています。一度も妊娠の経験がないものを「原発性不妊」、妊娠経験はあるがその後2年以上妊娠しないものを「続発性不妊」といいます。

不妊の原因

排卵障害
卵管因子
頚管因子
子宮因子
内分泌因子(黄体機能不全)
男性因子
原因不明

 
 不育症とは
 妊娠はするが、流産・早産を繰り返したり死産などで元気な赤ちゃんの出産までたどりつかないものをいいます。流産とは妊娠22週未満で妊娠が終わってしまうことを指します。
自然流産は、全妊娠の15~20%を占め、その内60%以上が胎児の染色体異常といわれています。連続3回以上流産するものを習慣流産といいます。

習慣流産の原因

染色体異常 
子宮異常
内分泌代謝異常
抗リン脂質抗体症候群・凝固因子異常
原因不明

ご注意

 来院される方のほとんどが、今までに病院での診察や検査または治療をされてからそれでも結果がでないためレンでの治療を開始されます。
 自然妊娠をご希望の方で、万一まだ病院での診察・検査がお済みでない方はレンでの治療を開始する前に検査だけは実施するようにしてください。
 
 また以前に比べると、産婦人科の先生の鍼灸治療に対する理解が得られるようになってきましたが中には現代医学絶対主義の方もみえますので、理解の得られる視野の広い先生のいる病院を選ばれることをおすすめします。