最大限の治療効果を出すためには

何よりも毎週確実に治療をこなしていただくことが重要です。

 

 次の治療までの間隔が空いてしまったりすることが何度も続くようでは、思うように効果が上がりません。

 耳鍼治療の効果は治療日から概ね1週間続き、その後はなくなります。よって間髪入れずに次の治療刺激を加え、常に刺激が身体に作用していく環境をつくることが大切です。

 自然妊娠を目標にする場合、光線治療は「治療の頻度」の項目でも述べているように、週に2回以上の治療が必須です。
 これは身体に光をあてることにより作り出される光化合物質の最低限の必要量を確保するたで、ホルモンの働きの活性化とバランスの調整に大きく関わります。また「冷え」の改善と身体の末端と深部の血流改善のためにも非常に重要です。

 一般的によく言われますが、規則的な生活やバランスのとれた食事、喫煙や飲酒を避けることはもちろん大事です。いくら治療していても、この点を無視しては最大限の治療効果は得られません。今までの患者さんを見ていればその差ははっきりとしています。やはりこうした点に気を付けて確実に治療をこなした患者さんたちは妊娠までの治療期間も短く、出産まで非常にスムーズに進んでいき、元気な赤ちゃんを出産されています。

 通常、鍼治療の不妊症治療に対する成功率(病院併用治療)は、40%前後と言われています。
光線治療のみの成功率も40%程度です。当院の成功率は敢えて数字には出しませんが、過去の治療ケースの統計上それらをはるかに超えています。しかもほとんどすべてが自然妊娠です。
ここに、耳鍼治療プラス光線治療の治療効果が証明されています。


 不妊症治療では、「無事に健康な赤ちゃんを出産する」ことが最大の目標であり、妊娠してから出産するまでの間も、流産の防止や胎児の順調な生育を果たすためのケアが必要です。
 現在までに当院で治療して、その目標を達成された大変多くの方々が、生きる証となっていただいています。初産の治療で耳鍼治療・光線治療の有効性を体感して、2人目3人目の妊娠時にも積極的に活用していただくケースも多く、たとえば「逆子」や「つわり」などの治療は非常に喜ばれます。

 毎週確実に通院していただくことは容易ではないかもしれませんが、目標に向かって真剣に治療に取り組んでいただくその先に、大きな喜びと感動が待っていると信じて、根気よくあせることなく頑張っていただきたいと思っています。