自然妊娠と病院治療併用妊娠

自然妊娠治療と病院治療併用妊娠治療の定義

 レンでは、病院に通わずに通常の夫婦生活で自分たちでタイミングをとっての妊娠と、病院に通っていても、タイミング療法でホルモン剤を使用せずに妊娠に至るようにすることを目標とする場合を自然妊娠治療と定義づけています。
 これに対して、病院での人工授精・体外受精・顕微授精などを併用して妊娠を目指す場合を病院治療併用治療としています。

少し考えてみてください

 自然妊娠も病院治療併用妊娠も、妊娠・出産を望む方にとってはこだわりはないかもしれません。何よりも「子供が欲しい。」という気持ちが強いわけですから、そのために夫婦で協力し努力していかなければなりません。
 もちろん当院で治療を希望される場合も、ご夫婦の希望を第一に受け止めます。ただ理解しておいていただきたいことがあるのです。

 ①どうして病院での不妊治療を何年もつづけているのに結果がでないのか。
 ②どうして鍼治療や整体などの治療をしても結果がでないのか。

 ①についてレンでは次のように考えます。
 ご承知の通り病院では、ご夫婦それぞれの検査からはじまり女性側の問題と男性側の問題を分析し、必要な治療を施します。生理にかかわるホルモンの働きを整えるために、ホルモン剤を用います。正常な働きをしていない身体に、本来自分の体で作られなければならないホルモンを体の外から調達して服用薬または注射などで体内に入れるわけです。
 ここで考えてみてください。体にホルモンをいれたときは、体は目的の方向に働きますが、このホルモンは自分の体(卵巣・子宮・各内分泌腺・脳下垂体などの働き)で作られたものではありません。つまり自分の体の状態はなにも改善されていないまま、外からのホルモンに一時的に頼るわけです。もちろん運よく妊娠に結び付くケースもあります。しかし確率は高くありません。もし自分の体で本来あるべき状態のホルモンがつくられ、正常に働くようになったうえで授精・着床できるようになるとしたら確率はもっと高くなるはずです。

 体の冷えについてはどうでしょう。食事や日常生活の指導をすることはあっても、冷えを解決するための決定的な治療を何かしているでしょうか。絶対にしておかなければならないのが、血行とくに末梢と子宮・卵巣周辺の毛細血管レベルでの血流改善です。

 男性については、元気で優秀な精子をたくさん造り出せる身体に改善しておくことが重要です。また生殖能力(勃起力など)の向上を図ることも大切です。

 こうした条件が、病院での治療では満たされていないために、結果がでる確率が低いとは思われませんか?

 ②についてはどうでしょう。
 先に述べた条件を満たしていこうという考え方は、きっとあると思います。しかし結果につながらないのはなぜでしょうか。それは、考え方は正解であっても、それを実現する力(治療作用力)が弱く、妊娠できるレベルまで身体を改善しきれていないということがいえると思います。

 こうしたことがいえるのも、レンでは自然妊娠で妊娠した元気な赤ちゃんが、現実に非常に多く生まれているからこそです。逆を言えば、そうした条件を満たすことができているから、自然妊娠での妊娠が多く、結果が出せていると思っています。
 また、自然妊娠を実現できるだけの治療を行っているからこそ、病院併用妊娠においては、今まで何度行っても結果が出なかった病院での治療(人工授精・体外受精)も、レンでの病院併用治療の患者さんのほとんどが、しっかりと治療を頑張った後、治療後1回目の病院治療で妊娠することができているという現実もあります。

 いうまでもなくレンでは、自然妊娠での治療が理想的だと考えます。それは、身体の状態(ホルモンの働き・血流・冷えのない身体)をより健康的な本来あるべき状態にしながら、妊娠・出産という目標を達成したあとにも、患者さんの身体をより理想的な健康状態に持っていくことができるからです。そのことが、第2子・第3子のスムーズな妊娠にもつながるからです。
 ですから、レンで治療を開始しようと思われる方には、このことを念頭においたうえで、自然妊娠か病院治療併用妊娠のどちらを目標にするか決めていただきたいのです。
 
 これは患者さんの年齢・考え方・身体の状態に影響されることですので、初回のカウンセリングでしっかりお話ししましょう。また治療途中で患者さんの考えが変わることも往々にしてあります。いずれにしても院長と相談しながら頑張っていきましょう。